2021年5月に開業したばかりである星野リゾート「OMO5沖縄那覇」に2連泊してきたのでこれからの宿泊を検討されている方に向けてレビューしたい。結論、那覇市内を観光するシティ派にも、ビーチやマリンアクティビティを充実させたいアウトドア派にも大満足のお宿であると確信している。
目次
OMO5沖縄那覇とは
星野リゾートは「星のや」や「界」ブランドが人気を集めているが、よりコンパクトな旅ニーズにマッチさせるべく、都市型ホテルブランドである「OMO」ブランドを立ち上げている。
その中で沖縄那覇はカフェなども併設されているOMO5に位置付けられており、都市型ホテルとしては申し分ないスペックとなっている。沖縄那覇のコンセプトは以下の通りだ。
異国文化が交差し、南国情緒あふれる那覇を歩くと思わず心(ちむ)が弾みます(どんどん)。街のどこを歩いてもワクワクする空気に包まれて、さながら街全体がバザールのよう。活気ある市場や迷路のような路地裏など、旅する人の好奇心をくすぐり、何回でも来たくなる那覇をご案内します。
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5okinawanaha/
外観
58号線に位置するOMO5は、地上16階建てと都市型ホテルとしても大規模なホテルである。しかしながら、外装は沖縄の伝統工芸などをうまく取り入れ、圧迫のないスマートカジュアルなテイストに仕上げているのはさすがの一言。隣にあるアパホテルも同規模のホテルであるが、外装からして違いがはっきりとしている。
訪問した時は23時ごろの到着であったが、シックに光るモニュメントはシックでいいね。節約していることは間違いないんだけど、OMOであれば「OMOにしたくて来た」といえる場所かなと思う。リゾート地に行って単なるビジネスホテルに宿泊するのは味気ないもの。
お部屋
今回宿泊したのはツインルーム。OMO5には、ダブル、ツインの他に2段ベットを備えたやぐらルームもあるそう。
設計上の面積は決して広くないが、考え抜かれて設計された動線が空間を広く演出してくれるから何の問題もない。
洗面スペースも必要十分。ラックでスペースを仕切ることで閉塞感のない空間に。バスルームはバスタブなしのシャワーのみ。バスタブとシャワーが一体になっているタイプは使い道がよくわからないから割り切っていてイイネ。シャワーブースはタイル張りと、シックながらしっかり沖縄を感じることのできる内装。
パブリックスペース
OMO5はプライベートスペースが小さい分、パブリックスペースが充実している。ロビーフロアにはカフェ、お土産コーナーやライブラリ、吹き抜けで繋がる2階にはワークスペース、ロッカー、ランドリースペースが配置されている。電子レンジなども据え置かれているため2階は特に活用したいフロアだ。
朝食
朝食は近くの市場などで食べても良し、1階のカフェで食べるのも良しだ。
今回はせっかくなので1階のカフェを利用。フレンチトーストやクロックムッシュからチョイスできる。セットにすると、サラダやヨーグルト、スープをつけることが出来お得だ。
フレンチトーストのセットを注文したが、その場で焼き上げてくれる。若干高いかな?と感じるものの、外に食べに行く時間のない時はおすすめしたい朝食。
レンタカーはマストアイテム
那覇中心地にあることもあり、那覇市内の観光はタクシーやモノレールで事足りるが、ビーチを満喫したい!という場合にはレンタカーがマストアイテムとなる点は注意したい。借りるのは空港でも良し、市内のレンタカーショップでも良しだ。徒歩圏内にいくつかレンタカー屋があるので事前にチェックしたい。訪問時は駐車料金がもったいなくて毎日レンタカーを借りたのもいい思い出。
立体駐車場44台(1泊¥1,500・車高1.9Mまで)
宿泊者限定・先着順
10:00PM~6:00AMの間、入出庫不可
フロント・リアパーツ・キャリア取付・荷物積載車の駐車不可
近隣駐車場ご案内可
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5okinawanaha/
夏休みでも格安で宿泊可能なリゾートホテル
OMO5沖縄那覇のすごいところは、お盆や夏休みなど、ハイシーズンであっても価格の変動がほとんどないことだ。以下は2021年夏シーズンの価格表(2021年7月11日現在)。同じ星野リゾートである「星のや沖縄」などは2泊以上から、かつ1泊1名10万円近いことを考えると、都市型ホテル敬遠派でもかなり魅力的な選択肢になりうるのではないだろうか。
アクセス
星野リゾート OMO5沖縄那覇
Mapcode: 33 156 564*72
ゆいレール「県庁前駅」より徒歩6分
ゆいレール「美栄橋駅」より徒歩8分
那覇空港より車8分